墓石にも色々種類があるんです

石

基本はこの3つ

墓石選びのポイントについて案内しています。

といっても、墓石選びのポイントはそれほど多くありません。
以下の3つのポイントを理解して墓石選びをされるようであれば、墓石選びで大きな失敗をすることもあまり無いでしょう。

墓石選びのポイントその1ですが、硬度が高くない墓石は選ばないほうが良いです。
墓石というのは、昔も今も目の粗い作りになっていないため、最低限の硬度は保たれるような形で作られています。
ですが、墓石には中古の墓石もあるので注意してください。
中古の墓石では、ヒビが入っているものもありますし、見た目的には立派でも材質が良くないというケースがあります。
とりあえず、硬度が標準仕様なのかそうでないのかは聞いておきましょう。

硬度があまり高くない場合、近年では震災の影響でヒビが無数に入るということもあるのです。
その際に修繕を行うのですが、墓石の半額ほどの修繕費を請求される事例もありますので、墓石選びのポイントでは硬度が最重要とされています。

次に重要となるポイントは、水を吸いにくい材質が利用されているかです。
墓石は水を弾くと言われているため、多くの人は水に対して丈夫な作りになっていると思い込んでいます。
ですが、墓石は水に強いわけではありません。
撥水コーティング剤というものが周囲を覆っているので、水を弾く力が強い性質を墓石のコーティング剤が持っているだけなのです。
そのため、水などが侵入するようになると墓石がダメになる事例もあります。

水そのものの対策をどのような材質で行っているのか、墓石の販売を行っている業者が解説できない場合、他の墓石販売業者で墓石を購入したほうが良いでしょう。

最後に長持ちする材質の墓石であるかどうかも重要となります。
こちらに関しては、墓石を長持ちさせるよう工夫しているかも聞いておきましょう。
例えば、定期的に安い料金でメンテナンスを行える業者であれば、墓石に対しても信用ができます。
このような墓石の管理も、今では業者のみで行ってくれるサービスがあるので、長年の利用が安定して行える墓石を購入したほうが、長期的に見てもお得なのです。

地域による違い

墓石は地域によっても墓石選びのポイントが違ってきます。
例えば、花粉が多い地域の墓石については、なるべく花粉の色が目立たないような薄い色合いの墓石を購入したほうが良いです。

花粉は砂と同じで付着してしまうと、簡単には落ちてくれない面倒臭さがあります。
デザインによっては目立たなくなりますし、なによりも特殊なコーティング剤を使用してくれることが多いです。
個人で対策されても限界がありますので、デザイン性と地域に密着した作りであるかも墓石選びのポイントとなります。