遺言とエンディングノートの違いを徹底解説

便箋

エンディングノートはお手紙に近い

今ではインターネット全盛期ということもあり、誰でもインターネットを使ってメールや自己の情報を管理されています。

参考:http://www.matsumoto-souzoku.jp/blog/enndhinnguno-totoyuigonnsho/

そのため、ハガキや紙面を用いて自分の情報を書き留めるという習慣が減っているそうです。
ですが、これから先に終活を考えている人は、エンディングノートも大事にしなければいけません。
最近になって良く耳にするようになったエンディングノート。
どのようなものがエンディングノートなのか?
もしくは、どのようにして活用されているものなのかを今回は案内していきますので、エンディングノートに興味がある人は良ければ参考にしてください。

まずエンディングノートとは何なのか?についてですが、エンディングノートとはお手紙のようなものです。
インターネットに自己の情報、もしくは死んでから伝えたいメッセージを置いておいても、見てくれる人がいなければ意味がありません。
しかし、エンディングノートの場合は書き置きに等しいので、分かりやすい場所に置いておけば、エンディングノートを見てもらえるという公算が強まるのです。

次にエンディングノートでできることですが、遺産の分配といった重い話ではなく、今までの付き合いに関する感謝の気持ち、もしくは趣味などで使っていた物品の後始末などをメッセージとして伝えられます。
人によっては趣味にかなり没頭していたため、価値の分からない高価な物品を残してしまう人もいます。
このような場合、好きだった友人に手渡して欲しいのか、もしくは家族で好きなように扱っていいのか、さらに売却するにはどのようにしたほうが良いのか・・・などを明記しておきましょう。

このような対応を取っておくだけで、後になって家族がもめずに済むようになるのです。

遺言には法的な力が発生する

遺言とエンディングノートの違いですが、エンディングノートは個人の意思として残せる紙だと思っておきましょう。

遺言書(遺言)は弁護士など管理を任されている人が管理する紙であり、且つ法的な力が発生するので絶対の効力を持っている紙となります。
そのため、遺産の分配に関しては遺言書を残す必要があるのです。
このような対応を取っていないと、どのようにして分配すれば良いのかが不透明となり、最終的に家族に対して均等に分配する仕組みで分配されてしまいます。