
老後で一人暮らしをされている方の場合、その寂しさを紛らわすためにペットを飼う事をする方も多いかと思います。
ペットを飼うことで、日常生活が明るくなり、メンタル面でも前向きになれたりと、アニマルセラピーという言葉があるくらいですので、いい事もたくさんあります。
しかし、それに加えて老後の飼育だからこそ注意しておきたいこともあるのです。
犬がおすすめの理由
では、老後に犬を飼うことで得られるメリットには何があるのか、いくつかここで明記しておきましょう。
周りで飼っている人を見つけやすい
犬は猫と同じくらい人気のペットで、ペットショップなどでも様々な犬種がいることがわかります。
よく街を歩いていても、散歩しているのはほとんど犬が多いですよね。
もちろん、自分が散歩していて同じ犬の散歩ですれ違った人とコミュニケーションを取ることもできますし、犬を飼っているということから共通の話題を見つけ出しやすいというメリットがあります。
また、犬用のグッズもたくさん販売されているので、ペットの周りの環境を整えやすいというのも大きな魅力です。
老後はどうしても、家に一人でいるとふさぎ込んでしまいがち。
犬を飼うことで外に出るという習慣がつき、運動不足も解消し、健康にも貢献できるというまさに一石二鳥と言えるでしょう。
しつけがしやすい
他にも、犬を飼うのがおすすめの理由としては、他の動物と比べてしつけがしやすいという点です。
犬は比較的人間の生活に溶け込みやすい性格で、人懐っこい犬がほとんど。
飼い主の生活リズムに合わせてくれるので、無駄なストレスを感じることもありません。
また、子犬よりもある程度育った犬を飼うほうが、しつけの手間が省けて飼いやすくなるという場合もあります。
犬を飼い始めたらするべきこと
いざ犬を飼おうとなったときに、これだけはやっておいたほうがよいということがいくつかありますので、犬を迎える準備と共に並行して考えておきましょう。
ペット保険に加入する
まず、犬を飼うことになったらペット保険への加入を考えましょう。
人間と一緒で、犬も生き物ですので病気やケガになる可能性も否定できません。
また、犬は人間とは違い、医療保険というのがありませんので、動物病院にかかった場合は治療費などは飼い主が全額負担しなければいけないのです。
実費治療となれば、数万円、もしくは数十万円の出費が一気に降りかかるおそれもあるため、もしものことを考えてペット保険には加入しておくことをおすすめします。
PS保険では、少額の通院費用から手術などの高額費用までをカバーしてくれる他、24時間体制で獣医師に電話で相談できるサービスなど、高齢者が犬を飼うとなった場合に安心できるサポートが充実しています。
保険料が3歳ごとにしか上がらないということもあり、無理なく保険料を安いまま負担できるというのもいいですね。
自分がいなくなった後のことを考えておく
他にも、もし自分が先にいなくなった場合にきちんと飼育全般を引きついでくれる人がいるかどうかも重要です。
親戚や子供など、身内の人間にあらかじめ頼んでおくのが良いでしょう。
もし、自分がいなくなった後に保護犬として引き取られた場合、そのまま新たな飼い主が見つからないという悲しいことになりかねません。
犬を飼うとなった場合には、きちんと最後まで責任を持って飼い続けられる環境を事前に整えておくことが大切です。