ロコモティブシンドロームを予防するには?

ロコモティブシンドロームっていったい何のこと?

最近健康診断や病院の掲示板などを見ると、「ロコモティブシンドローム」という言葉を見かけることが多くなりました。
ロコモティブシンドロームとはいったい何のことか?というと、「日常生活上、身体を動かす能力が低下し、生活自立度が低くなる」状態を指します。

骨や関節が弱くなると次第に歩くのが億劫になり、家の中ばかりで過ごすようになりますし、これによって筋肉が弱くなり筋肉が弱くなると体力もなくなり、だんだんと動けなくなっていきます。
こうした状態は日常生活に大きな支障をきたすもので、このような状態になってしまう事をロコモティブシンドロームというのです。

なぜロコモティブシンドロームになるのか

どうしてこのような状態になるのかというと、原因は2つに分けることができます。
ひとつは運動器自体の疾患、さらに年齢を重ねたことによる運動器機能不全です。
こうした状態になると、生活の中で何をするにも支援、介護が必要となり、老後の生活が大きく変わってしまいます。

動けなくなってくると買い物に行くのもどこに行くのも面倒になり、そうなると待っているのはメタボリックシンドローム、さらに認知症等です。
筋肉や骨などの動きが悪くなれば、転びやすくなり転倒によって骨折するという事もあり、骨折は高齢者にとって寝たきりになる可能性も秘めているのです。

自分は大丈夫と思っていないで、十分に動ける今だからこそ、しっかりとロコモティブシンドロームの予防を行い日常生活に困る事がないように頑張ってみましょう。

ロコモティブシンドロームの予防、また改善のためにできること

適度な運動を行い体の筋肉や骨が衰えない状態を作る事、さらにバランスのいい食事を心がけ、内臓も元気な状態にしておくことが求められます。
30代や40代の方は関係ないと思っているかもしれませんが、この年代からしっかりと継続的な運動を行う事がロコモティブシンドロームにならないための対策となります。

週2回くらいでいいので、ウォーキングの時間を設けるとか、スクワットやちょっとした筋肉トレーニングを行うなど、つらく厳しい運動ではなく、継続できる無理のない運動を行います。

食事についても野菜やお肉、魚、豆類、海藻類など様々な食品をバランスよく摂取し、よくかんでしっかり三食頂くという癖を付けましょう。
睡眠不足が継続すると疲労がたまり代謝も悪くなりますので、生活習慣を見直してみるという事も大切です。

すでにお仕事を退職されている方は、朝決まった時間に起床し、リズムよく三食頂き、冬は日があるうちに、夏は夕方近くに涼しくなってからウォーキング等無理のない運動を行うといいでしょう。